ソファの内部構造によって座り心地は変わる!? ーパート①
こんにちはFALTです。
今回は、皆さんもよくお使いになるソファですが、その内部構造を簡単にご紹介します。
少しマニアックな内容ですが、今後ソファを選ぶ際に参考にして頂ける内容になっているともいますので、宜しければ最後までお付き合いください。
(長文になるため2回に分けて投稿します)
ソファの座り心地はウレタンの密度だけで決まる?
ソファの「座り心地」「耐久性」はウレタンの良し悪しで決まる!だから、とにかく密度の高いウレタンを使用したソファを選ぶべし!といった話をよく聞くことがあります。
確かにウレタンの「柔らかい」「硬い」で「座り心地」「耐久性」は大きく決まりますが、ウレタンのみで決まるかといえばそうでもありません。
ウレタンのみではなく、ソファの内部構造よっても大きく「座り心地」「耐久性」は変わります。
知っておきたい!ソファの内部構造
ソファの内部構造は、クッション性を持たせて作られているものがほとんどです。
安価な物は、木枠やスチール枠のベースにウレタンのみの構造が多いのですが、このブログをご覧になられている皆様はきっと、しっかりとした「座り心地」「耐久性」を求めていらっしゃることと思います。ですので、やはり内部構造はクッション性が優れているものがおすすめです。
ですが、ソファの内部構造といわれても、普段ソファの中身を見ることはないので、おそらくほとんどの方はご存じないと思います。クッション構造とは、大まかにわけると4つあります。
①コイルスプリング
②Sバネ
③ウェービングテープ/ウェービングベルト(布バネ)
④ポケットコイル
今回の記事では、4つのうち、①と②について簡単にご紹介します。
(③と④はまた次回投稿します)
① コイルスプリング
コイルスプリングは、弾力性に富んだ螺旋状のスプリングをフレームの上に並べて、それぞれを鉄線で連結させたものです。面でしっかりと身体を受け止めるので、底づき感を感じさせないクッション性になります。コイルが鉄線で連結されている為、どこに座っても同じ座り心地になるのが特徴です。
コイルが連結されることによって、バネへの負担が一点に集中することがなく、全体に分散されます。そのため、枠への負担も軽減され、バネ自体も耐久性が高いと言えます。クッション性を出す為に、一定のコイルの長さが必要となる為、座面にボリュームのあるデザインになりやすいです。
② Sバネ
S字状のバネ(鋼線)を波上に加工したコイルです。多くのソファで見られる構造です。
バネの構造上反発力を出しにくく、前述のコイルスプリングや後述のポケットコイルに比べると、弾力性はやや劣ります。
メーカーによっては、座面をへたりにくくするために、膨らませるように山型に張っているものもあります。山形にすることで弾力性は変わり、座面中央の弾力性は強く、逆に端の方は中央と比べ硬く感じることがあります。
コイルの特性上厚みが少ないため、座面の薄いソファなどによく用いられています。また、座面を薄くでき軽量化しやすい構造なので、デザインの多様性に富んでいます。
まとめ
今回は主に使われる4種類のうち2種類の内部構造についてご紹介しました。 メーカーによって内部構造をかえているのは、そのメーカー独自にいかに、コストを抑え座り心地をよくするか、座り心地をよくするために耐久性をあげるか、などそれぞれこだわりをもってつくられています。
ソファはウレタンだけではなく内部構造によっても「座り心地」「耐久性」が変わる為、ウレタンと内部構造のバランスがとても重要です。 やはり高いソファはバランスがとれていて、クッション性と耐久性は高く、安いものは耐久性の部分では劣ってしまいます。
今回ご紹介した、内部構造のことも少し考えながらソファ選びをしてみてはいかがでしょうか。
次回はウェービングテープとポケットコイルをご紹介します。
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